Churassic Park

琉球王朝より昔、三山時代以前をチュラ紀と定め、今帰仁村を中心に繁栄した北山地域の情報を発信しています。飲食関係は3回以上行ったお店のみの紹介です。

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宮本亜門邸、ついに競売へ

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日本を代表する演出家、宮本亜門氏が移住していた沖縄の家を売りに出すかもと言っていた件ですが、5月10日より問い合わせの受け付けを始めたとフェイスブックで公開されました。

場所は、沖縄県南城市玉城百名で沖縄本島南部では数少なくなっている自然溢れる場所です。

tenshoku.mynavi.jp

今後、舞台やミュージカルの演出家としてさらに活躍を広げるために為に、拠点を東京に移すそうです。

最近は別荘化していたようなのですが、売りに出してしまうのは非常にもったいないような気がします。ご本人が言うように、ただの家ではなくアートですから。

それにしても値段が気になって仕方ありません。

販売方法は、内部オークションという競売形式にするそうです。

内部オークションという言葉が良くわかりませんが、文面を見る限り、投資・転売目的での購入は禁じているので、金額とか志とか人間性とか、総合的な判断をして売却したいのかもしれません。

それにしても、投資・転売目的を禁止しているのはいいですね。最近、民泊ブームで一儲けしようという北海道とかの業者が外国人に転売するために沖縄の土地建物を買いあさっているという話も聞きますし。

沖縄の大切なものを大切にしたいという気持ちはとても大切です。ありがとう!!宮本亜門!!

=====宮本亜門よりメッセージ=====
沖縄の家について。
家の前の海は、地球が呼吸していることを教えてくれます。
日々満潮、干潮を2回繰り返し、ベランダの前にある美しい巨岩は、ご神体のように凛々しく、満潮時は海に浮きます。私はその岩を崇めるために、ここに家を建てました。
朝は鳥のさえずりで目が覚め、白鷺が羽を大きく広げ飛び、魚達の跳ねた水しぶきがあがります。目の前に見える夕日は、壮大な空を紅く染め、夜は月が海上に銀の輝く道を作る。まさにここは心洗われる場所です。
私はその自然に相応しいよう、家の中に沖縄のアーティストの作品や、アジアのアンティーク家具・オブジェをあしらいました。
自然と一体となり、人間の造り出す本来の魅力を感じられる、そんな家を創りたかったからです。何もない平地には、今は緑豊かな丘庭があり、季節ごとに沖縄の色とりどりの花が咲き、蝶が戯れ、海から上がってくるヤドカリ(アーマン)が愛らしく果実を食べています。
この家は、私が愛情と思いをかけ、自然と共に創られたアート作品です。
私がこの家で得た感動はあまりに多いのです。
しかし、なかなか沖縄に戻ることができない上、これからは演出家としてできることを広げるために、船出をしようと思いました。
ですから私以上に、この家と土地を、この自然を、愛してくれる方に是非、お譲りしたいと思います。
この祈りの場とも言える家への思いに賛同する方で、真剣にご購入を考えている方がいらっしゃいましたら、どうぞご相談ください。
施主
宮本亜門
=====宮本亜門よりメッセージ 以上=====

ここは、最近の人気うなぎのぼりのなんじぃの住処として、南城市が買ってみてはどうでしょうか?

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